心の傷のつくり方
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人には、いくつもの心の傷があります。 ひとり静かに思い出しては、、、 ジーンと胸が震えて、涙が溢れ出すようなもの、や 恥ずかしさのあまり舌をかんで死んでしまいたいーと思うようなもの、や 腹立たしさがフツフツ〜とよみがえって、飛んで行って殴ってやりたい! ・・・と思うようなものとか、、ですね。 こういうものは、忘れようとしても、忘れられませんね。 何度も何度も、何かの機会によみがえって、心の中でドラマが展開します。 このドラマ、テレビならチャンネルを代えるか、スイッチを切ってしまえばいいのですけど、わりと、自分のお気に入りドラマなものですから・・・。 何度も、観ているうちに、自分でドラマを書き換えていたりします。 うーーん。「可哀想な私」を飾るために、 なかったことまであったことのように、真に迫ってオドロオドロしく。 手垢でボロボロになった、原作本。ツギハギになっていって、あったことかなかったことか、自分でも記憶は曖昧なのです。 しかし、「あの時の」感情だけは、ありありと体感として残っているのです。 ☆ 「思い出のシーン 1」 あれは、寒さと悔しさの体感が、あります。
まだ3〜4歳くらいだったでしょうか。 何かで、兄と喧嘩が始まって、ドタンバタン・・。寒い冬の夜のことです。 そのうちに、父が私たち2人を1人づつ捕まえて、雪の積もった庭に、放り投げました。 何度も「やめなさい」と言った末の、実力行使でした。 なんでしょうか。。。そういう事実がありました。
兄は、こそこそと家の中に戻りました。
暖かい家の中に戻って、こそこそと布団に入り、眠った・・・でしょう。 これは、私の想像ですから、本当はどうしたかは、わかりません。 さて、私ですが・・・。夜空の星を見ながら、そこにじっと立っていました。
そのうち、雪で素足が痛くなったので、軒下に移動した私。 軒下に座り込んで、、、とても凍えるほど寒い夜でした。 その時私が何を考えていたかと言いますと。。。。
「このまま、死んでやる」の、断固とした決意・・・ね。
私の意地っ張りは、もうすでに、この頃にはありました。 頭の中では、明日の朝、軒下に堅くなって死んでいる私を 父親が見つける。。。のです。 「なんという、可哀想なことを、してしまったのだ」と父親は、自分を責めます。嘆いて、苦しんで・・・くれるはず。 まったく、自分のご都合のヨロシイことを考える私なのでした。 それでですね。結局は、そこにいたのは30分だったでしょうか。 あまりの寒さで凍えそうになりながら、悲劇ドラマを早々に切り上げて、コソコソと家に戻り、コソコソと布団の中に・・・・・。 |
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「王子とこじき」というお話があります。
王子とこじきが、入れ替わって・・・。 慢心した王子が、こじきの生活から、何かを学びます。 私の心にも「王子」が住んでいます。
この王子は、何かの切っ掛けがあると、すぐに王位を追われてこじきに戻されています。 |